あけまして おめでとうございます

少し遅いご挨拶となりました。

私は昨年の2月6日、東京都中小企業振興公社主催の「第2回シニアビジネスグランプリ」ファイナリスト大会にて、125ビジネス中第3位に入賞したことは、前のブログで既に書かせて頂きました。

10名のファイナリストに選ばれた段階で、3位入賞金とは別に起業支援金を頂ける資格を得た訳ですが、実は、この起業支援金を私は今まで手にすることは出来なかったのです。

理由は、支援金を頂くには、主催者に対して、事業計画を説明し、納得して頂く必要があったのです。
勿論、私も一応知っていましたが、ファイナリストに選ばれた段階で、支援金は「ゲット」出来たという思いが強すぎたため「事業計画書」の作成をおろそかにしてしまい、何と、7人の起業支援金申請者の中で私一人が頂けないことになってしまったのです。昨年12月に再申請の機会を頂き、反省に基づいて対処した結果、本日、支給する旨、書留が届きました。ずーーーーと心の重荷になっていた問題が解決出来、ほっとしました。この日を迎えるに当たっては、何人かのご支援を頂いた方がおり、本当に感謝、感謝です。

昨年12月22日、再申請による面接がありました。事業計画書の中身で審査官に質問されても大丈夫なように、事前勉強をして、さあ来い!と面接室中央に座ると、5人の審査官がずらーと並んでおり、最初の質問が、なんと「本人確認のため名前、生年月日を言って下さい」と、思ってもみない角度から始まり、あわててしまい、数秒間、自分の名前を言えずに考えてしまいました。事業計画書の中身を絶対に間違えないように答えようと、それだけを考えて望んだら、いきなりの角度違いの質問で自分の名前を言うのに、考えてしまいました。もしかしたら、認知症を疑われるのではないかと思い出したら、以降の質問にまともに答えられず、15分をこれほど長く感じたことはありませんでした。今日、「起業支援金を支払うことになりました」という書面を見るまで心配で、いつも胸にモヤモヤ感があり、何をしていても楽しくありませんでした。

今回の件で、私はまたひとつ勉強し、大人になったような気がしました。この歳で、大人になった気がするというのも変ですが、人生は幾つになっても勉強なんだとつくずく思いました。81歳、今年も頑張ります。

尚、ファイナリスト10人とはLINEで結ばれており、最初の申請で支援金を手にした仲間達が「使い果たした!」、「溶けちゃった!」などと楽しそうにLINEを送ってきます。もともと、ラインはガキ(失礼、若者)のやることと無視していた私ですが、これからは楽しそうな彼らの会話に参加してみようかなという気分です。何故なら、私は支援金を「これから使える立場」なのですから。エヘン。
神様も粋なことをするものです。

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